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2010年1月28日(木)

町民不在、議会不在の町政=シャチの「ナミちゃん」売却に関しての情報公開

昨年12月議会にて「町立くじらの博物館」の経営についての一般質問を行いました。1頭しかない「シャチ」を売ってしまえば、経営に支障をきたすのは誰の目から見ても明らかなので、当然質問はシャチの「ナミちゃん」のことが中心となりました。

「くじらの博物館」か「名古屋港管理組合(以下管理組合)」の、どちらが最初にアクションを起こしたのかという質問には、管理組合が売ってほしいと言ってきたということでした。その証拠として提示されたのがH21年8月24日付の管理組合 管理者 愛知県知事 神田真秋氏からの「シャチ譲渡依頼について(お願い)」という文書でした。

コピーして議員に配布してほしいという要望に、執行部は応じませんでした。それで1月8日に「平成21年8月24日以降のシャチ(ナミ)譲渡に関する一切の書類」ということで「公文書開示請求」を行いましたが、1月18日に「太地町公文書の開示に関する条例第6条の3号」の規定により非開示という通知書が来ました。

第6条 実施機関は、次のいずれかに該当する情報が記録されている公文書については、公文書の開示をしないことができる。
(3) 町の機関内部若しくは機関相互間又は町の機関と国、他の地方公共団体その他の公共的団体(以下「国等」という。)の機関との間における審議、検討、調査研究等(以下この号において「審議等」という。)の意思形成過程に関する情報であって、開示することにより、当該審議等又は将来の同種の審議等に支障が生ずると認められるもの。

H21年10月30日、H21年11月18日の中日新聞朝刊で管理組合が購入を決定したことや購入金額が5億円、支払いは2年間の分割など大々的に報じられているのに「非開示」とはまったくふざけた事です。このように太地町では町民不在、議会不在の町政が行われているのです。

H21年11月18日の記事では“同組合の担当者は「繁殖などの学術研究の継続を条件に太地町から譲渡の意向が伝えられた」と説明し”とあり管理組合には太地町から話があったということです。シャチの譲渡に関しては公開されると非難が予想されると両者とも感じているようで責任のなすりあいをしているように思います。

今年10月には名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されます。
その会議の支援実行委員会のHPを訪れてみると希少種のシャチを買いあさる名古屋市がこの会議を開催する資格があるのかと非常に疑問を抱きます。

作成者 美熊野政経塾 : 2010年1月28日(木) 08:35

2010年1月17日(日)

「太地町には議会はないのか!?」

平成22年1月1日付の南紀州新聞に新宮市長・田岡実千年氏、太地町長・三軒一高氏、串本町長・田嶋勝正氏、古座川町長・武田丈夫氏、北山村長・奥田貢氏の5首長の今年(来年度)の抱負等が掲載されていました。
太地町以外の首長は「今年・・・に挑戦できる舞台づくりにまい進すべきと考えています」。「・・・の開催が予定されています」。「・・・に取り組んでいきたいと思っています」。「・・・の御支援をよろしくお願い申し上げます。」というような抱負です。

平成22年度に行う行事や目標については「・・・に着工します」。「…を開催します」というような言い方していません。当然ですが予算を伴う工事や行事等については議会の議決が必要だからです。

しかし太地町長は違います。「かねてより取り組んでまいりましたJR太地駅構内のエレベーター設置を本年着工することとなりました。」と言っています。私はこれを読んでビックリしました。このエレベーターに関する設計委託料や設置工事地質調査委託料は議決されたと思うのですが工事費に関してはまだ議決された覚えがないからです。私の記憶違いかなと思い調べてみました。

平成21年3月の第1回定例議会の一般会計予算で「太地駅エレベーター設置工事設計委託料」として165万円、平成21年7月の第2回臨時議会の一般会計補正予算「太地駅エレベーター設置工事地質調査委託料」として130万円が議決されていましたが、工事費についてはやはり議決されていませんでした。

私は太地駅にエレベーターはいらないという立場からこれらの議案には反対しています。工事費については、まだ議決されていないにもかかわらず「着工することとなりました。」とは一体どういうことなのでしょうか。もし与党の議員に根回しをして同意をとっているにしても、こういう発言は慎むべきではないでしょうか。太地町執行部、太地町議会の品位が疑われますし議会が形骸化していると思われることが一番恥ずかしいことだと思います。

首長がこういう発言をしたなら他の市町村議会では議会軽視ということで否決されるのではないでしょうか。
ある町民が「町長はエレベーターのことはケーブルテレビのインタビューでも言っていた」と教えてくれました。その町民は「太地町には議会はないのか」とも言っていました。恥ずかしい限りです。

作成者 美熊野政経塾 : 2010年1月17日(日) 08:53
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